週刊東洋経済記事「会社を辞めずに異職種体験」を読んで

週刊東洋経済2018年2月24日号に「ライフシフト学び直し編~人生100年時代完走のための再学習」という特集記事があり、その中で杉山直隆氏(オフィス解体新書代表)が「会社を辞めずに異職種体験」という記事を書かれている。

https://premium.toyokeizai.net/articles/-/17520

この記事の中で、今の会社に勤めながら一定期間異業種、異職種で働く体験できるさまざまなサービスが紹介されている。

例えば、日本生産性本部・サービス産業生産性協議会は「大人の武者修行」という研修サービスを提供している。

“大人の武者修業では、優れたサービスで受賞した実績を持つ企業で、三日間から数カ月にわたり働く体験ができる。受け入れ先はホテルや飲食店、工務店など約100社。” (週刊東洋経済)

このように同じ会社で働きながら他業種・他職種で働く体験をできるプログラムが、筆者の杉山氏の下記サイトに多数掲載されている。

『30歳からのインターンシップ』

http://30intern.com/

こういった試みは、日本人の置かれた労働環境考えると、とても大切だと思う。

もうすでに進行中のことだが、これからますます働く人は過酷な競争に否応なくさらされてことになる。

そして多くの人は、60歳を過ぎても後も何十年も働かなければならない時代が今やってきているところなのだ。

1つの会社に適応してワークライフを全うすることが、もうかなりの人にとって叶わないことになってしまっている。

その対応策は、よほどお金に余裕のある人を除いて、エンプロイアビリティーを高めていくか、独立自営することしかないだろう。

これを労働者の置かれた悲劇状況として語ることもできるが、いくら嘆いてみてもそれで状況が好転するとは思えない。

それより何歳になっても、新たな仕事、新たな人間関係に飛び込むことを1つのチャレンジとして、深みのある興味深いゲームとして捉えた方がずっとやる気が出るだろう。

そのためのシミュレーションや準備として、上述したような研修プログラムを体験することは極めて有意義なことだと思う。

それでも歳をとってから新たなことにチャレンジすると言うのは、多くの人にとって相当しんどいことであるに違いない。

そのような状況の中でいかに自分のモチベーションを上げていくかについて、これまで蓄積されてきた心理学の知見から多くのヒントを得ることができる。

そうした知恵を提供していきたいと考えている。

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