将棋の羽生竜王、藤井聡太六段が客観的に自己評価していること

あまり強くないので普段将棋を指すことはほとんどないが、ずいぶん昔から羽生善治(現)竜王に注目してきている。

羽生竜王は30年位前にデビューして少し経った頃から存在を知っており、並みいる諸先輩を破って棋戦に優勝したりタイトルを獲得したりするのを見てきた。

全タイトル制覇の7冠王を獲得した頃は、ほとんど人間離れした強さだなあと感嘆するばかりだった。

なぜだかよくわからないが、羽生竜王の存在はなぜか常に意識にあり、夜布団に入って眠りにつく前は羽生竜王のことを考えていることが多く、それがもう何十年もの習慣になっている。

特にアメリカに住んでいた4年間は、本当によく羽生竜王のことを考えていることが多かった。

それが藤井聡太(現)六段が昨年29連勝を達成したあたりから、藤井六段のことを考えることの方が多くなってきた。

2人の共通点としては圧倒的な強さ、驚異的な実績を残していること、カリスマ的な人気があることが挙げられる。

それらのことは当然として、私が注目しているのは2人がそれぞれ自分自身をとても客観的かつ冷静に分析できていることである。

2人ともあれだけの驚異的な実績を残しているのであるから、多少傲慢になったりうぬぼれたりしてもおかしくないのに、そのような雰囲気は一切感じさせない。

インタビューなどを見ると、2人とも自分の置かれている状況や自分自身について実に冷静に評価していることがわかるし、発言する内容も本当に謙虚だ。

それだけ客観的に自分と自分を取り巻く状況を捉えることができているから、今何が自分に必要なのかが分かり、その結果あれだけの実績を残せているのだろう。

2人とも歳は私より若いが、仕事に対する真摯な向き合い方と言う点で本当に尊敬に値する存在だと思う。

スケートの羽生結弦さんにしてもそうであるが、国民的スーパースターになる人たちの仕事にかける情熱や思いには頭が下がる。

あれだけの実績を上げるためには、自分が選んだ道に対するパッションはものすごく大切なエンジンであるが、それと同時に今の自分に何が必要であるか冷静に見極められる客観性とクレーバーさが必要だろう。

そのように自分を冷静に客観視しようとする姿勢は、いくつになっても、少な
くとも真似しようとすることはできるだろう。

彼らのことをつい考えてしまうのも、無意識に良いところを取り入れようとしているということなのかもしれない。

いずれにしても、今後の2人に注目していきたいと思っている。

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